cocoronocacari essay

読むことで救われてきた。書くことで未来を手繰り寄せる

2018.5.1

ゴールデンウィークの谷日は妻も子供も公共の用事があり私だけが休校日ということで、映画の日で1,100円ということも手伝い、チャリでイクスピアリまで出かけて、「グレイテスト・ショーマン」を鑑賞してきた。映画としての評論は賛否あるので、ミュージカルを観る感覚でチケットを買った。なかなかどうして、歌に乗せられると人生を重ねやすくなるのか、終始うるうるが止まらなかった。スポットライトのオペラ歌手が歌う never be enough for me  と、マイノリティが歌う this is me の対比がすごい。for は外から対象に向かう意味をもつ前置詞なので、外界のものが私を満たすことはないことを暗示しており、this is me  には方向性も何もこれが私だと言い切る輝きと力強さに満ちている。英語ならではの言葉遊びに感心してしまった。エンディング後の特典映像で泣かせる演出が憎い、本編がそこへの壮大なる前振りにすらみえてくる。最後で涙が流れてしまった。